ピラティスのこと

産後の骨盤矯正の方法や効果は?いつから始める?

妊婦さんにとって、10ヵ月もの間お腹の中で育ててきた我が子に
会える「出産」は一つの大きなゴールですよね。

でも出産はゴールでも子育てはスタート!!

妊娠中も大変なことが多かった妊婦生活よりも
「産後の生活の方が大変!」というママたちも
たくさんいます。

出産のときに開いた骨盤が原因で・・・

「体重は戻ってるのに体型が戻らない。」
「腰痛や肩凝りがひどくなった」
「体力がなくなって疲れやすくなった」
「体調をくずしやすくなった・・・」など

産後の身体の悩みが多いママさんも
たくさんいらっしゃいますよね。

産後の体重だけでなく、しっかり体型を戻すために
ポイントになる「骨盤矯正」はいつからはじめたらいいのか?

そんなママの疑問を一緒に解決していきましょう♪

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どうして産後に骨盤が歪むの?原因は?

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そもそも産後に骨盤が歪む原因は、
出産によって骨盤が大きく開くことです。
妊娠期間中、出産に向けて赤ちゃんが生まれる
ために骨盤や関節が緩むための
「リラキシン」というホルモンが分泌されます。

そして、産後緩んだ骨盤は3か月~4か月かけて
左右交互に少しずつ縮みながらゆっくりと
元の状態へ戻ろうとします。

左右交互に少しずつ縮んで戻ろうとするので
左右のバランスが崩れてしまっていると
正しい位置に戻りずらくなってしまします。

その原因として

◊横座りが癖になっている
◊椅子に座ると足を組んでしまう
◊骨盤が倒れた状態で座る姿勢が癖
◊猫背やストレートネック

こんな姿勢があげられます。

これらの姿勢は産後だけでなく、
妊娠中にも気を付けたい姿勢です。

産後に骨盤が戻らなとどうなる?

妊娠前の状態に骨盤が戻らない状態が
長く続いてしまうと・・・

  • 骨盤周辺の血流が悪くなる
  • 脂肪燃焼がうまくいかない
  • 太りやすくなる
  • 下腹がぽっこりでてしまう
  • 婦人科系のトラブルにつながる

このようなことがあげられます。

これだけでも産後の骨盤ケアが重要なことが
想像できますよね。

他にも、骨盤の歪みから姿勢不良や
肩凝り・腰痛を招いてしまいます。

小さなこどもの身の回りのお世話は
中腰や前かがみの姿勢が多いので
余計に体型を崩しやすくなってしまうのです。

そこで大事になるのが、産後の骨盤矯正です。

出産を通して緩んだ骨盤を正しい場所に
矯正することを骨盤矯正と呼びますが、
出産を機会にダイエットや体型の改善を目指して、
産後リフォームや産後リカバリーなどと呼ぶこともあります。

いろんな方法があります。
方法としては、

  1. 整体
  2. 体操(ピラティスやヨガなどの産後エクササイズ)
  3. リフォームインナーやガードル、ニッパーなど

それでは、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?

骨盤が正しい位置に矯正されるとどんな効果がある?

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まずは骨盤が正しい位置に戻るとどんな効果が
あるのか見ていきましょう。

「骨盤」が正しい位置に戻ると
「内臓」が正しい位置でしっかりと
機能できるようになるので栄養の
吸収や消化が良くなります。

正しい位置にあることで血行が
良くなり、基礎代謝が上がり
痩せやすいカラダへ近づきます。

骨盤が正しい位置に矯正されることで
食事制限などをしなくても自然と体重が
減ってくる人もいます!

産後はまだ骨盤や関節を緩める
「リラキシン」のホルモンが分泌されているので
産後太りと解消するには
産後6か月ごろまでが重要な期間となります。

もちろん、その後も骨盤を正しい位置へと
導くことは効率よく痩せるだけでなく、
カラダのラインがきれいに整ったりと
スタイルが良くなる効果も期待できますよ。

産後の骨盤矯正はいつから始める??

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先ほども少し触れましたが、産後のママの身体の
関節やじじん帯は「リラキシン」というホルモン
が分泌されているので緩んだ状態になっています。

逆にいえばとても柔らかくしなやかな状態なので
骨盤周りを整えるにはとてもいい機会なのです。

産後は体調にもよりますが、ママの体調が良ければ
2か月~3か月ころから始めるのがおススメです
帝王切開で出産したママは傷の具合でもう少し
ゆっくり始めてくださいね。

元気なママさんは産後1か月ごろから
動いたほうがいいのでは!?と
とついつい思いがちですが、
産後1か月は悪露が出たりと、
産後の影響がまだまだ身体に残っている時期です。

無理に骨盤矯正を行ってしまうと
悪露ができらないトラブルにもつながって
しまうので焦らずに様子をみましょう。

ただ、産後の腰痛や恥骨痛がひどい場合は、
産後1ヶ月頃から骨盤矯正をしてもらえる
場合もあるので、整体院などに相談してみてくださいね。

 

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産後の骨盤矯正!どんな方法がある?

産後の骨盤矯正にはいろいろな方法があるので
自分に合ったやり方で無理なく始めるのがBEST。

骨盤ベルトや産後ガードルを使う

出産後1ヶ月はまだまだ産後の身体の回復時期なので、
骨盤ベルトや産後ガードルで軽めの骨盤矯正から
始めるのがおすすめですよ。



骨盤ベルトや産後ガードルは理想的な
ボディラインのために、お腹のお肉を正しい位置に
おさめるようサポートしてくれます。

育児をしながら継続して運動するのが
難しい場合にも、続けやすいと人気を集めています♪

でもあまり早い段階からキツくしめすぎると、
骨盤に悪影響を及ぼす可能性があるので、
産後の時期ごとに自分に合った適切なものを
選ぶようにしましょう。

妊娠中に使っていたトコちゃんベルトや
妊婦帯で骨盤周りを締めておくのも
おススメです☆彡

産後整体やマッサージを受ける

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プロの手を借りて、産後の骨盤ケアをしたい!
という方におススメです。

産後の1ヶ月検診が終了して特に問題がなければ
始めることができ、定期的に骨盤を元の位置に
戻すメンテナンスを行って行きます。

ここ最近整骨院での産後の骨盤矯正メニューが
増えてきているので調べてみると
意外と近くにもあるかもしれませんよ♪

また、託児所がついているところも多いので、
誰かに預けなくても一緒に通え手施術を
受けれるところも多いので予約の際にぜひ
相談してみてくださいね。

ヨガやピラティスを取り入れる

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ヨガやピラティスは体の歪みを改善できるほか、
基礎代謝を高めることができたりと、
産前産後ともに最近人気のエクササイズです。

産後は子育てで忙しく、自分のメンテナンスの
時間をとることは難しいかもしれませんが、
身体がスッキリするだけでなく、気分も
リフレッシュできるのでおススメですよ。

最近は産院でも産後のピラティス教室が
開催されていたり、子連れで通える教室も
どんどん増えてきています。
スタジオ検索だけでなく、市の子育てプログラムや
公共施設での開催状況をチェックしてみてくださいね。

普段の姿勢をちょっと気を付けることが骨盤矯正につながる

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産後すぐに始まる子育て。
長時間の抱っこや授乳。おむつ替えにと
ママは大忙しです。

そんな中でも抱っこするときの姿勢や
授乳の時の姿勢をちょっと意識して行う
だけでも骨盤の歪みを防ぐことができます。

☆骨盤はしっかり立てて座る
☆授乳時はしっかり胸を張った姿勢で飲ませてあげる
☆赤ちゃんを抱っこするときは背中を丸めない
☆普段から背骨を意識する
☆骨盤底筋を締める

 

日々のちょっとしたことの積み重ねで
カラダは大きく変わります。
産後2か月が過ぎて気分が良くなってきたら
少しずつ初めてみてくださいね♪



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